はてなあれこれ

住所登録とかそゆのの話題がさかんですが、とりあえず様子を見ておこうと思って特に反応してませんでしたが、ちょっとこれ↓を見てさすがに真剣に考えるべきかなと思いましたです。
http://d.hatena.ne.jp/recom-tsutaya/
住所登録よりもこのダイアリの存在の衝撃の方が大きかったです。ハイ。

週刊文春 11/18

特集その他はふつう。とりたてていうほどのこともなく。しかし文春は週によって露骨に主婦/女性シフトのときと年配男性シフトの時があるな。今週はヨン様記事と以下の記事より女性シフトっぽい。
今週ひっくり返った一文大賞:「私が絶対見たくない「ワイドショー・報道番組」」よりニュースJAPAN評。

妙に近未来的なセットに佇む松本方哉滝川クリステルの存在感は、
まるでP・K・ディックの世界。
火星の裏側あたりから放送していそうな錯覚に陥る。

週刊誌のテレビ評記事でこれがありなのか、と新鮮なオドロキ。ここを書いた記者にはぜひ今後も頑張っていただきたい。でも確かにクリステルはディックっぽいな。人造美女っぽい。
連載。李コラムはようやくレッドソックス優勝。だけど増ページではなかった。残念。小林信彦のエッセイ、以前に長女の夫が小千谷市の医師で被災したと書いたら、文春以外の週刊誌記者が小林宅に一時やってきたその人を取材しに来たとのこと。マスコミ横暴ネタのひとつに思えるが、なんとなくマスコミは一般大衆に横暴なのかと思っていたが、媒体持ってる人にも横暴なのだと驚いた。さらに、大地震にふれた回の主眼はマスコミ批判であったのだが、それを読んでなお取材に行ける面の皮の厚さに呆れた。自分は週刊誌好きだが、被災地のちょっといい話とか被災地の悲惨な現状は読みたいとは思わない。そういうのはある程度終わってから出てくる分で十分じゃないかと思う。また新潟を取り上げた後に「もし東京に来たら」というような切り口には怒りを覚える。他山の石として、という意味ならともかく、東京でなくて良かったね、が透けて見える想定記事の鈍感さには呆れる。新潟が比較的田舎だからそういう記事が出るのではない。阪神大震災の時も似たような記事は一杯見た。週刊誌のほとんどが東京でつくられ大多数が首都圏で売られるというが、一方でその記事は被災地周辺にも届く。想像力の貧しさ。地方の住人としては週刊誌に限らず雑誌編集の東京中心主義にはときどきうんざりする。
林真理子の連載エッセイ、今週は自宅周辺でのハロウィンイベントの話だが、「trick or treat」を「トリック オワ トリート」と記述するのはどういうこだわりだ。ところで林さん曰く

私の住んでいる街は、都内で外国人居住率がいちばんだという統計が出ている。
青山や麻布が部長クラスが住む街だとしたら、うちは外国企業のひらクラスか。
小さな子どもがやたら多い。よってハローウィンがとても盛んで、
お菓子を出すうちは多く、凝った飾り付けをする。

だそうだが、林真理子がどこに住んでるのかはしらないが、ここ何年も東京で外国人居住率の話になったら新宿・韓国・中国人などなどみたいなイメージで語られるのが一般的なのに、ハロウィンとか麻布や青山と並べたりとか明らかに白人の転勤族をイメージしているようだ。こういう見たいものしか見えないメガネはよろしいですなあ。

似ているシリーズ

http://d.hatena.ne.jp/urouro360/comment?date=20041112#cにてhizzzさんより「似ている」シリーズへのエントリを頂いた。というわけで
・自己陶酔POPを書いて悦に入ってる書店員
・自分の雑誌の編集方針を熱く語る編集者
・自分の装丁を正統化しまくるデザイナー
がただいま似ているシリーズラインナップ。まだまだありそうだなこのシリーズ。