婦人雑誌おもしろい

昨年の夏ごろ、たびたび家人の通院に付き添うことがあり、待合室でいままでほとんど読んだことがない大判婦人雑誌を読む機会をもった。具体的に言うと、婦人画報家庭画報、VERYなど。
○○画報は掲載のセーター一枚が数十万円だったり数百万円のジュエリーだったりするのももちろん面白いのだが、婦人画報では安井かずみの伝記?同時代史?をやっていて、これがすごく面白い。いずれ出版されたら買おうと思ってるんだけど、できれば毎号みたい。ので立ち読みしようと心がけているが、大判婦人雑誌の立ち読みはいろんな意味で苦行。重いし開きにくいし最近は付録商法で立ち読み難易度は増すばかり。
VERYのほうは桐野夏生のママ友どろどろ小説がすごく面白い。これはですね、内容も面白いのですがVERYってイケてるママ御用達雑誌だと思ってたんだけど、イケてる女性もこういうどろどろ小説読んで暗い鬱憤を晴らしているのかなーとか想像すると2倍面白い。小説としては、連載終了後に刊行されても十分に面白いと思うけど雑誌の巻末という位置がより面白い。でもVERYもすごく立ち読みしにくいのだ困る。
まあそういうわけで大判婦人雑誌は面白いのでみんな読むといいですよ。