メールの文頭で名前を名乗る

↑「せかいのちゅうしんであいをさけぶ」のリズムで読んでください

ARTIFACTからRauru Blogへと読みました。
http://artifact-jp.com/mt/archives/200509/mailintroducing.html
http://wordpress.rauru-block.org/index.php/416

「メールの文頭で名乗る文化」についての発祥等々ですが、この記事を読んで初めて、自分が常に「○○の××です」とメールを書き出していることに気がつきました。
自分が電子メールを頻繁に使い始めたのは97年ですが、当時は件名についても、日本語は化ける可能性があるから英語で書け、と教えられました(ほんとに化けたのかどうかは知らない)。名前と件名はとにかく半角英数字という印象。そのような“指導”をうけたときに同時に、メール本文にも必ず誰が差出人かわかるような記述を入れることと教えられた覚えがあります。それも結局は差出人を半角英数で表現しないといけなかったせいだと思います。
で、あらためて最近の受信メールを確認してみますと、最近の世の中には文頭で名乗らない人も多いんですね。名乗るのが常識だと思っていたので、軽くショックをうけました。urouro@山田梅干し店です、みたいな所属表記も、ある程度古い人に限られているようです(注:山田梅干し店は架空の存在です)。
ネット関連事項は、ほんとに常識がころころ変わりますね。人に説教するときは気を付けなくては。

地域の文化です

「純潔」とか「貞操」とかいったら統一教会でしょうに、という記事を書きました。ちょっと前。わりと反響があって、うわーほんとに断絶があるんだーと思ってびっくりしました。
で、選挙で思い出したのですが、選挙の際にもキーワードってありますよね。島根県=竹下、新潟県角栄、みたいな。それほど一般化しているわけではないですが、注意しておくとよいのが「杉並区」とか「高槻市」です。これらはたいへんにリベラルな土地であります(公職選挙法に注意して政治的に中立な表現でお送りしております)。そういう前提を理解しておくと、選挙戦や候補の前歴を見るのが面白いですよ。
地域によってラディカルだったりリベラルだったりコンサバティブだったりするのは、地域固有の文化だと思います。歴史とか地域の構造の反映なわけです。だから保守だからダメとか革新だから糞などと言挙げしてすますのは、大変にしょーもないことです。個人的にはそれは、北海道といえばたらば蟹だ、とか、大坂に来たらたこ焼き食べなきゃとかいうのと似たようなもんだと言いたい。そういう地域差をみんなが楽しめるとよいなあと思っております。