2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

監督不行届

安野モヨコ; 内容はふつうに面白いんだけど、庵野はこんなに可愛くないだろうと。あとエッセイ画風の中に突然折り込まれるキラキラ安野画にすごくツボをつかれる。具体的に言うとファイズのベルトをつけてよろこぶ夫の図のところ。 巻末のダンナインタビュ…

ダーリンの頭ン中

小栗左多里, トニー・ラズロ: ダーリンは外国人の姉妹本、とPOPに書いてあったがこういうの姉妹本っていうのか?まあいいけど。「ダーリン〜」シリーズにはなんか偏見があって読んだことなかったのだけれど、ふと店頭で立ち読みしたら意外に面白かったので…

ダ・カーポ #557

「禁断のスキャンダル」。まあまあ面白かった。記者匿名座談会は誰が構成しているの、ってウワシン関係者なんだろうなあ。あの構成に漂う昭和の香りがいいよね。週刊新潮同様、芸風の世界だ。このままヘンに変わりませんように。第二特集の「重さ800g以上の…

失踪日記

吾妻ひでお: 吾妻ひでお本人の漫画はよく知らないのだけれど、「ひでおと素子の愛の交換日記」が青春だった者として(ただし古本で集めるくらい世代はずれてる)購入しました。とても面白かった。特に失踪してホームレスになって働きたくなって働きだしたら…

娘を捜しています

というやつが解決したというニュースを見ていて、「嫂を捜しています」と誤読してしまった。なんか隠微だ。

奥が深い

気晴らしの大量買い物が本屋だという自分はかなり器と財布が小さい。でも、ダ・カーポ、ダーリンは外国人、失踪日記、エルロイの新しいのを一気に買ったらすごく気が大きくなった気がした(気だらけ)。全部で3000円くらい? 浪費するのはわりと快感で、…

地雷原を歩く気持ちで

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例のブログ特集のユリイカを買おうと思ったのだが、なんか本屋店頭でふとむかついたのでやめた。世の中にブログ話題が多すぎる。しかし帰ってみて巡回範囲をうろうろするとそこらじゅうで話題になっているではないか。敬愛する書き手の面白いエントリを読む…

ウラBUBKA 05.May

不満はいろいろあるものの、やはりジャンク成分を一定量摂取していないとへたるので、また買ってしまった。発売日がちょうどジャンクが足りなくなるころなのが憎い。 今月の特集は「電車男」。笑う。電車男だけで特集つくる強引さが素晴らしい。だってこの間…

愛知万博と混雑とコミケ

以下の3つを読んで、 http://fwy-101.sakura.ne.jp/aichi/101.php?res=109 http://www.amanogawa.to/mt/archives/000283.html http://sawadaspecial.com/archives/2005/03/post_54.html コミケのスタッフは、万博スタッフにノウハウを売ればいいんじゃない…

週刊文春

今週は全体にぼんやりとした印象で、あんまり面白くなかった。残念。コンドリーザ・ライスが田中真紀子にそっくり、という強引な記事は少し面白かった。それはさすがに一緒にする次元のことなのかと。つーか週刊文春はばりばり働く女が嫌いなだけなのではと…

オタクとサブカル

オタクvsサブカルネタがいつも結局ぐだぐだになるのは、オタクは行為に与えられた名称でサブカルはジャンルから発生した名称だからだと思った。つまり対語じゃない。品詞は多分どちらも名詞なんだろうけど、背負ってるものが違うからか簡単に交換できないん…

読まずに批判するかまやつ女、あるいは読む前に期待するかまやつ女

といってもサンデー毎日はよんだので(あ、あとカルチャーレポートと)「ちょっと読んだだけで批判しちゃうかまやつ女」が正解だけど。本が出たことでもう一度考えると、著者の言いたいこと、すなわち社会における女性の生き方戦略とか、女性の階層格差とか…

オーラ

なんかブログにはオーラがあるような気がする。中身の面白さとかもさることながら、オーラのある/ないがブログとしての人気度をあげているような。テキストサイトにもあったけど、それよりさらにでかい感じがする。コメントとかTBとかで場の雰囲気が形成さ…

夜更かししていて朝になった

つけっぱなしのテレビで、手話通訳付きの番組が流れているので、福祉系かなーと思ってチャンネルを変えようとすると、メガネで坊主で痩せた男性が「男は女と違って〜」とか男女のことば(のつかいかたのちがい)についてしゃべっている。30秒ほど横目で眺…

アフタヌーン 05,May

おお振りは三橋が心配なかんじ。桐青の監督は前振りだけ。見せ場は来月かな。げんしけんのこのうっとうしさはなんなんだ。貧乏くさい私小説みたいだ。自然主義か。斑目にもっととさか先輩成分を。ウェットな感情をそのままの表現で描くのは好きじゃないなや…

おぉぉぉぉ

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出てる!出てるよみんな!かまやつ女本が! http://d.hatena.ne.jp/ykurihara/20050322#1111436140 とりあえずid:hizzzさんが買うと思います!って責任を転嫁。ワタクシはどっかで立ち読みしてこようかと。しかし牧野出版ってゆほびかってイメージだったけど…

日本版ポリティカルコンパスをやってみた

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http://d.hatena.ne.jp/sakidatsumono/20050319#p1 結果は以下 保守・リベラル度 -2.5 右・左度 -3 あなたの分類はリベラル左派です。 保守は伝統や公共の福祉を重視し、リベラルは個人の自由を重視する価値観です。 右派は小さな政府、左派は大きな政府を志…

裏が白いチラシの分布はどんなもんですか

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以前発作的に殴り書いた「いまどき裏が白いチラシなんてあるか」という記事にコメントいただいたのでご紹介。つかhmmmさんのダイアリタイトルは「チラシのウラ」だったんですね(;´Д`) なんか因縁つけたみたいにみえなくもなく大変恐縮です。すんません。 ht…

雑誌の年齢の話

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Natural-Color-Paranoiaより:http://d.hatena.ne.jp/cuteplus/20050319 読者が雑誌と共に年をとっていったりするので、雑誌が受け皿になることが難しい場合があるという話。雑誌好きとしては非常に興味深く思った。ひとつだけ、 昔、漫画雑誌の編集をやって…

そういえば

コンビニで立ち読みしたNANA12巻の巻末定番おまけコーナーで、ものすごくはっきりと「映画化に読者から抗議の手紙が山のように来た」「予想はしてたが量におどろいた」「漫画の実写映画化はたいてい抗議されるものだ」「しかしNANAは商業漫画だからこの先ど…

客層とかニーズとか

語学講座に何をもちこもうとしているのだNHKよ。おちつけ。 コンテンツはこちら:http://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=0130&textCategoryCode=09291

東先生ブログを読んだ

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久しぶりに読んだ。なので遅い反応ですが、3/5付の記事冒頭が… http://www.hirokiazuma.com/archives/000125.html 昨日は日本SF大賞授賞式に行ってきました。文芸誌から離れて幾歳月、いまや出席するパーティは日本SF大賞授賞式ぐらいしかなくなっているので…

沖縄戦の地図分析

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九十九式〜ARTIFACT@ハテナ系で東京大空襲に間する議論がなされているが、ARTIFACT@ハテナ系以下のエントリ中には沖縄戦のことについてもふれられている。 「東京大虐殺」の続き :http://d.hatena.ne.jp/kanose/20050317#tokyogenocide2 当該エントリを読…

週刊新潮 3/17

もう次の号が出ますが、先週号。巻頭特集のタイトルは「やっぱり墓穴を「ホリエモン」」。うーん。楽しそうだからいいか。1998年のうわさの真相4月特大号で中森明夫が花田紀凱による雑誌をテーマとした対談がある。その中で花田が「週刊新潮は読者と共に年を…

鋼の錬金術師 10

びしりと話が進んだので感心した。これはあれだねえ、いい漫画だねえ。こりゃおもしろ漫画だ。今、小学生だったらなあと思うことしきり。中ダレしないのが素晴らしい。しかし空想や奇想のおはなしのなかに、この世界の社会やようすが反映されているように感…

衝撃ブログ

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「ライブドア堀江社長おめでとう、そして切込めない切込隊長」:http://blog.livedoor.jp/tomabechi1/archives/16341682.html ↑というタイトルの記事はとあるブログから拾ったものである。とあるブログ、と勿体をつけるのはそれが「ドクター苫米地ブログ」だ…

CDタイトルの言語感覚

ラジオを聞いていたら「Sound Schedule のニューアルバム、タイトルは「ビオトープ」です!」とかかってひっくりかえった。しかも「タイトルのビオトープは生き物の生きる場所という意味で、共生や連鎖という意味合いもあるそうです」と言っていた。ないない…

テレビ屋の言語感覚

東京大空襲から60年とかいって、記念の番組流したり追悼式をニュースにしたりしているんだから、株屋の取引ニュースに「焦土作戦」とか使うの控えたらどうなんかね。「クラウンジュエル」とかいう代替語もあるんだし。せめて続けてニュースにするのぐらいは…

「プロ奴隷」の言語感覚

自分は思想信条的にはいわゆる左翼というかリベラルに属するのだが、古典右翼に比べて古典左翼はどうもかっこわるいという気が最近している。ネット右翼と左翼ならさらにその差は広い。なかでもネット左翼はどうして言語感覚がだっさいんだろうか。今日はい…

週刊文春 3/17

神足裕司署名記事「男セレブ雑誌が「ちょいモテ」40代を煽る罪」がたいへんおもしろかったが、文春読者のオジサマ方はこれを真っ正面からうけるのではと心配になる。ばーろーてめー、40代のちょいモテってなんじゃーこらー、みたいなオダ上げに使われるのは…