森光子的生き方

70歳過ぎからトレーナーについて科学的トレーニングを始め、体力を増強し、83歳になっても長丁場の座長公演をこなし、その稽古場や楽屋にはじゃにーずとよばれる若い男性が日ごとに訪れ、公演のたびにジャニーズの皆さんから直筆のメッセージを集めたモノをもらい、楽屋にはジャニーズ一同からのプレゼントが安置され、楽屋のれんを贈られ、また贈り、東山紀之とは恋人以上夫婦未満、年下異性に囲まれて頬を上気させる、そういう人にワタシもなりたい。なりたいかな。なりたいか。でも絶対無理。怪物。化け物。いい意味で。いい意味ってなにかはおいといて。ドキュメンタリーのナレーションはヒガシだった。えぐい。淫靡。つかギャグ。70歳に至るまでの、ジャニーズを抜きにした道程も化け物だというのも有名な話だ。総合的勝ち組。若者から何かを吸ってるに違いない。エキスとか。当たり役、というか近年これしかやってない気がする放浪記だが、森光子が林芙美子よりも岡本かの子とかやって欲しい。あとこの内容を感動実話のパッケージで放送しようとしたTBSは、本気でやってるなら落ち着けといいたい。うへぇ度:★★★★★
そうそう、稽古を見学に来ていた黒柳徹子が、同じく見学に訪れた近藤真彦をみて、「あら、ル・マンの人」といったとき、素で「ラ・マン」と聞き間違えて、なんつード直球なこというのだテツコ!と一視聴者ながらだだ焦りに焦ってしまった。びっくりした。「ラ マン」参考:http://www.cinemawork.co.jp/kac/films/duras.html