子供たちに語る爆笑Booing!

http://d.hatena.ne.jp/hazelnuts/20040315#p1
を見ていてなつかしくなったので。自分は爆笑Booing!直撃世代なので、未だに大量にビデオが残っているが、たまに見返すと現在のビッグスターがぽろぽろ出ていて、またそれががんがん落ちていてかなりおもしろい。たとえば、ネプチューンの3人はそれぞれジュンカッツとフローレンスで出ているが、フローレンスはかなり寒い。また、光浦靖子はちゃんとコンビで出ている。これもさむかった。
結構長期間放映されていた番組なので、時期によってもイメージが違うのだが、千原・メッセ・ジャリズム・ますおか・TKO・のイズ・誉などの頃が自分としては盛り上がっていた。NSCでいうと7から10期くらいががんがん出ていた頃。2chお笑い芸人板には、「NSC7〜12期あたり。あの頃はよかった。」というスレがあり、もう7スレ目に至っているが、この「あの頃はよかった」感は爆笑ブーイング抜きには語れない。
千原Jr.がブーイング内で言っていたのだが、ダウンタウンが抜けたあとがらがらだった2丁目劇場が、天然素材とブーイングであっというまに一杯になったらしい。最初期には、雨上がりなどもでていたはずだ。てんそと千原一派の対立?の背景には吉本のプロデューサーどうしによる主導権争いがあると言われているが、2丁目劇場と千原兄弟前後の芸人層は、自分の周りではてんそより熱かったと思う。不思議なことに関西の中高生には、芸人に対してミーハーファンとして振る舞うことを嫌う勢力が必ずある。なので、てんそって踊ったりアイドルなだけやん、とか、千原って新しい!、とか、最近のブーイングって会場の客がミーハーやからあかんな、とかいう語りは、本当によくなされていた。
なんだかんだいって、テレビでネタが見られる機会はすごく重要だった。ジャリズムのネタとかのイズのネタとか、未だに普通に思い出せる。南米パラグアイとかG☆MENSとか高僧・野々村とかかやるじゃねーかーずとか今では見なくなってしまった芸人たち。ザ・プラン9の久馬はシェイクダウン久馬、灘儀さんはもちろんスミス夫人で、ユウキロックケンドーコバヤシ松口vs小林で、陣内智則はリミテッド陣内(リミってるー)、たむらけんじはLaLaLa田村の時代。超ウピョロン星人の時代だね。がんばれサポイくん。星くず兄弟。お背中流しそーめん。ああなつかしい。
司会の牧野恵美はともかく遙洋子が死ぬほどうざかった(それで千原は出なくなったと言われていた)とか、会場審査形式なので納得いかない審査も多かったとか、関東勢には全般的に不利だった(でも海砂利水魚は人気あった)とか、いろいろいまいちな点もあったのだが、関西ローカルのテレビ番組にネタ番組がほとんどない昨今、やっぱり恵まれていたなあと思う。ますだおかだは関西にネタ番組がなくなって東京進出を決意したと聞くが、吉本にも松竹にも若手がうじゃうじゃいるのだから、またああいう番組があってもいいと思うのだがなあ。