自分用メモ

来週(10月末日)の堂本兄弟小室哲哉ゲスト。高見沢さんとの絡みが気になるので忘れず見ましょう。ところで一昨日の日曜日に久しぶりにこの番組を観たのだが、なんかくわえ煙草でギター弾いている人がいてとってもびっくりした。びっくりしすぎて調べてしまった。ヴィジュアル系のスターの方のようであった。「くわえ煙草でギター」というギミックが現代でもまだ通用するのか、と思ったり、そういえばヴィジュアル系の別のバンドでも見たような気がするな、と思ったり、いやいや長丁場じゃなくて1曲きりのスタジオライブでそこまでして煙草吸いたいわけでもあるまいに、と思ったり、ってふつうにつっこみどころ満載なのにそれをつっこめない堂本の人は所詮お笑いワナビー、と思ったり、なんかいろいろな印象がまとめてスパークした。すごいわこの人。しかもくわえ方が「煙草をくわえてますよ!」ってくわえ方だった。工場労働者がよくやるような口の端にひっかける感じのくわえ煙草の方が渋いとおもうのだが。彼のその立ち居振る舞いを支持する層というのが世の中にあると思うと、なんていうか、カルチャーの違いを感じた。キシダンとかそういう処理も一方ではあって、世の中ではギミック然とした「ロケンロール」的な振る舞いへの視線が多様化しているのに、こんなにもベタなのが真正面から通るという事実にちょっと唖然としてしまった。相変わらずこういうスターが輩出され、真正面から受け止められてブームになっていたりするのを見ると、果たして「物語」観みたいなものに発達史観めいた読みときをするのって、本当に可能なのかなあ。