「人は死んでも生き返る」

http://d.hatena.ne.jp/komutai/20050125 (日記ちょうKU。)
長崎県教育委員会が小中学生に死生観を問うたアンケートの結果がニュースになってたという今週の話題。ヘッドラインで流し読みした時には、あまりにも誘導あふれる結果にあほかとおもったけど、自由回答とか読んだらまともな小中学生ばっかりじゃん。やっぱバカだ。
ところでこの手の話題がニュースになる時は、“核家族化や都市化で生き物の生死を知らなくなった子ども達、ゲームのリセットができる世界でゆがんだ死生観が形成されている!”というフレームが多いけど、これはあまりにも近過去の日本のオソロシサを侮ったフレームだと思う。だってねえ、自分の大叔母(祖母の姉)はほんとに生き返ったんですよ終戦ちょっと前に死んだから、今の小中学生だったら曾祖父母の世代にあたるかな。一度死んで、医者も来て葬式の支度もしたところで突然息を吹き返して、垣間見た冥土の様子を説教し、三日三晩仏典の有り難さを説いてのちにふたたびちゃんと死んだそうです。そのあたりでは評判になって信心深い人たちが拝みに来たらしい。自分は見てないけど祖父母は目の前で見たそうだし、写真も残ってる。どうよ。ちょっと前の日本ってこういう世界なんだから、昔に比べて今の子はってわけでもないと思うよ。