女性オタク研究

News Weekly Access Top10(2005年10月9日−10月15日)女性オタク研究は、なぜ存在しないのか - ITmedia NEWS

女性オタク研究が見当たらない一番大きな理由はおそらく、研究する側に女性がいないことだ。NRIも浜銀総研も、オタク研究チームは全員男性。アニメやPC、ゲームなど、チーム員がそれぞれ得意とする分野を主に研究してきた。
 オタクの世界には、共有した価値観や暗黙のルールがあり、外部の人間がいきなり踏み込んで真実をつかむのは難しい。女性オタク研究員が登場しない限り、女性オタクの実態が明らかになることはなさそうだ。

XQOさんのところから。http://d.hatena.ne.jp/XQO/20051017/1129557328
女性オタク研究がほんとにないかどうかはおいといて、今、シンクタンクの就職活動しているオタク女子はこういう切り口で自分をアピールしてみてもいいかもしらんね、とふと思った。「オタク女子マーケティングのための実効性の高いフレームを提案できます!」とか言って。
でもおおもとの野村総研の調査レポート見たら、カテゴリに「同人女子系オタク」ってちゃんと入ってるんですけど。
http://www.nri.co.jp/news/2005/051006_1.html
ちゃんと読んでるんでしょうかITmediaさんは。でもこれ、原典始めてみたけど「オタクの新3C」は面白いな。この調査のメソッドは

NRIのインターネットアンケートによってわかった、1人当たりの1ヶ月の平均消費額をベースに、業界ヒアリング、関連文献調査などから算出

ということらしいが、「関連文献」がなにかひどく気になる。アニメージュとかかなあ。「オタクvsサブカル!」とかも入ってるかなあ。調査の結果はともかく、調査のフレームがものすごく気になるので、
http://www.nri.co.jp/opinion/book/o_book12.html
これは買いかもしれない。目次見るとちゃんと鉄オタとかもピックアップしてるので、マーケ屋さんらしいドライなオタク把握がありそうだ。こういうのと従来のオタク論をリンクさせると、きっと面白いだろうなあ。誰か新書で!はやく!