野田聖子のドキュメンタリーについて。

実は自分は見てないのだが。
まあ事前情報というか番組宣伝段階ででどう考えても回避だろうと見なかったわけですが、
(つらいのこわいお)
予想通りというかなんと言うか、ネット世論が火を噴いていてわろた。
野田さん、すごいよね。何翻ですか?って感じ。
標準的な生殖年齢をぶっちぎってるとか、それを人のせいとか、不妊治療を遥かに超えて卵子提供だとか、妊娠中にもうかなり悪い状態だとわかっていたのにとか、新生児医療資源に対する内省ないとか、ていうか国会議員なのに脱法的行為を堂々と、とかとかとか。
 
子どもを持つとか持たないとか不妊治療するとかそれが嵩じてファンキーな手段とるとか、本来ものすごくパーソナルなことなので他人が物申すのもいかがなものでしょうかという抑制的な気分がついはたらいてしまうわけですが、よく考えれば考えるほどに、国会議員であることがタレントである人が、それについてただ「子を持ちたかったの」とかそーゆーナイーブな態度でいていいのだろうか、いやよくない、と思うわけです。
彼女自身が国会議員である野田聖子の行状をドキュメンたっている以上。
これもまたナイーブな感情なのかもしれませんけれども、
自分が脱法的な行為に及ぶ前に、公人として、全力を尽くしたのかね君、といいたくなりますが。
 
しかしテレビにお出になるということは、投票する側からすれば当然ながら、一連の妊娠出産にまつわる行動をも選挙の俎上にあげるのOKと見ますが、それは野田さん的にOKなんでしょうか、ほんとに。
わが子に生まれながらにして重い十字架を担わせることに躊躇ない人が、民草のことを慮ってくれるとは思えない、とか思っちゃいますね、つい。