柳美里さん

なんか2chに降臨したみたいだ。ネットwatch板にスレッドが。
http://ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1116862957
心配だ。絶対に向いてないからなあ。自分は作家としての柳美里が好きだし、彼女の情念溢れる語りも大好きなので、あんまり匿名掲示板で疲弊して欲しくないのだが。とはいえこういう人なんだろうしなあ。余計なお世話ながら心配だ。

今日の鳥

帰宅途中の河原で鷺を見た。鷺はかっこいい。きっといろんな種類があって違いが分かるともっと楽しいんだろうけど、でも鷺は鷺と言うだけで十分にかっこいい。特に鷺が飛び立つところが好きだ。なんてかっこいいんだ。
ところでムクドリを完全に覚えました。やったぜ。
さてなんで先日から鳥とり言ってるかというと、言うまでもなくid:suemeに感化されているからです。今日も鷺を見ながら、大三元っていうのがさーと思いました*1。さあ皆さんもぜひ鳥ブログに! でもうちは写真がないからつまらんなあ。

新潮45 6月号

特集は「昭和史 女と男の七大醜聞」。ちょうど自分の中で昭和史がきていたので、とても面白かった。いやー昭和史いいっすよ。最近好きで好きで。七大醜聞の中で一番面白かったのは「老いらくの恋」だな。
特別ルポ「ヒップホップ布団叩き騒動」は、加害者の業を覗き込むような内容でよかった。被害者の苦痛を想像するに余りあるが、その一方で加害者についても思いをいたしてしまうのがこの事件の興味深いところだ。と思いつつも、彼女が流していたのは主にユーロビートなのになんで「ヒップホップ」を冠しているのかねと思ったり。いや理由はわかるんだけどさ。でもこれって音楽ではなくて行為としてのヒップホップだよね。これがヒップホップと呼ばれてしまうことを日本のヒップホップ論者は考察するべきだ! 
それにしても今回は読み応えのある内容が多かった。やっぱり事件記事は面白い。愚にもつかないSEX特集や「おひとり様」特集などはアエラかなんかに譲って、新潮45では古今東西の事件ルポを中心にして欲しいものだ。妄想かもしれないけれど、書き手が取材なりなんなりでエネルギーを投下している記事は、やはり読んだときの充実感が違う気がするのである。