ブックマーカーさん

そーしゃるぶっくまーくって、いまだにあんまよくわかんないんです。ばるぼらアンテナみたいののよりトピック指向のやつかなとか思ってたんですが、どうも面白いのはコメント欄人間模様みたいですね。ヒューマン・スクランブル。
自分の巡回範囲でもっともブックマーク話題が多いのはしなっちょさんだと思うのですが、ブックマーク話題を拝見していると「ブックマークコミュニティ」という表現に出会いました。
なんかちょっと感心しちゃった。みんなやっぱあれだね、どんなwebサービスが出ても最終的にはコミュニケーションとコミュニティなんだね。定番なのかもしれないけど自分は初めて気づいたので、今さらだったらすみません。webサービス、あるいはいんふぉめーしょんてくのろじーにはいろいろな意義があると思います。手軽に膨大な情報を利用できるようになったのはほんとに進歩ってかんじ。でも、最先端の技術を使って人がやりたいのはコミュニケーションなのかなって思うと、人のコミュニケーション欲の底知れなさにほほうと思います。
このコミュニケーションエネルギーをなにかに活用できないものでしょうか。発電とか。

直木賞選評

相変わらず「人間が描けてない」とか言っちゃうセンスには脱帽だが、「人間が描けてない」批判を受けると言うことは、東野は立派な本格作家ということになるのではないだろうか。もう定義それでいいじゃん! 選評で「人間が描けてない」といわれて落とされたら本格ってことで!
ちなみに「人間が描ける」と、同じストーリーでも「社会派」になったり、「名手」になったりします。
そういえば、「名手」って短編にしかつかない気がする。「長編の名手」ってあまりききなじみないなあ。しかも10人中8人ぐらいが「佐野洋」といいそうな気がするがどうなんだろ。阿刀田高も「名手」のイメージがつよいなあ。

直木賞

そしてここにきて直木賞ですか、東野圭吾。いやー、それは二階堂センセイも大変だ!
東野圭吾が何度も候補になりつつもらえなかったのは、渡辺淳一の嫉妬というのが巷間の噂でしたが、ついにその呪縛も熔けたのでしょうか。
森雅裕と同時に乱歩賞受賞して世に出たのに、なんだかなあこの対比、と思いますです。