メフィストの新しい号

というわけで、しばらくぶりのメフィストを読みました。

メフィスト 2007年 05月号 [雑誌]

メフィスト 2007年 05月号 [雑誌]

我らのまほまほ(古野まほろさんのことですよ、もちろん)の短編が相変わらずのキモさでよかった。そのあとの読書会企画でテクストとしてとりあげられつつものりりん以下の参加者にことごとくけなされていたのがまたよかった。まほまほ2冊目でるんだね、もうすぐ。楽しみだなあ。
基本は短編中心で、連載は少なめというコンセプトだったかと思うが、その連載のセレクションが、恩田陸辻村深月、舞城、笠井というのは休んだ甲斐があったというところか。旧の小説現代増刊っぽさはすっかり一掃された模様。舞城は面白そう。期待できる。恩田陸ちゃんのあの連作のつづきが始まるのは嬉しい。笠井先生のみ引き続きの連載ですが、一年も間空くとわからなくなっちゃったなあ。
綾辻/有栖のDJ形式というのはいい試みだと思います。
総体的に見て、歓迎できる復帰第一号でした。買うといいと思うよ。

自己啓発とか

なんか最近、自己啓発とかビジネススキルとかの知識を収集するのにはまってる。
昔からずっと、仕事で自己実現をするなんてキモイと思っていて、月曜から金曜の9時から17時を会社に売っているだけで、自己実現というのはそれ以外のところでするもんだよキミぃと思っていたのだが、昨今の単純労働力アウトソース文化だと、少なくとも月金9時17時の間だけでも成長していかないといつ職を失うかわからん感じがひしひしと。
そういう意味で「仕事」って面白いよね。別にワーカホリックでもなんでもない、むしろ、仕事してる振りして賃金だけ欲しいなあと思っている自分でも、ついつい熱中してしまったり自分のスキル不足を悔いたりしてしまう。ここをつらっと流せる強さがないと給料泥棒にはなれない。給料泥棒への道は遠いのう。
なので一回だまされたとおもってバリキャリを目指してみることにした。今年1年は少なくとも頑張るつもり。で、今の自分の足りないところは、メンタルの弱さと仕事の段取りの悪さなので、とりあえず自己啓発でポジティブ思考と心のブレーキはずしを身につけ、GTDでライフをハックしたりしてみようかと。
ただ、自分の職場はものすごくIT統制かけてて、かってにフリーウェアとかインストールできない仕組みなので、おされツールとかおされ自己催眠CDとかを入れられないのが難点。なのでGTDはアウトルックの「仕事」という項目をてきとうに分類してつかっている。
自己啓発のほうは、「七日間で人生を変える」ことに挑戦中。
しかし自分のような本質的にすべての闘争を逃げるタイプの人間が、真にバリキャリになれるのかどうか、たいへんみものであります。シャブ打つほうが早いんじゃね?とか思いながら。
みなさんもナイスな自己啓発をご存知でしたら教えてくださいね。