はてなはひろいうえにそこら中でホットだ

もう寝るといいつつだらだら巡回していたら、id:koseki:20040205の10の質問を発見したので、試しに答えてみる。自由にリンクしてください。

  • 1 企業が広告目的で作成する偽の個人ページが仮に存在するとして、それらは制限されるべきだと思いますか?
    • 広告戦略の一つだと思うので、されるべきではないと思います。ただし、ばれると激しいダメージを蒙るのでコスト/ベネフィットを吟味するべきだと思います。
  • 2 企業が広告目的で作成する偽の個人ページは、上手にやればバレずに済むと思いますか?広告していることを悟られずに済むようなページは、広告として効果があるでしょうか。
    • ばれずに済むと思いますが、よっぽど上手にやるべきだと思います。むしろ、広告ゴロサイトとでもいった専門のグループの方が成立しやすいと思います。もうあるという説もありますが、確かめてはいません。参照id:urouro360:20040204
  • 3 企業が広告目的で作成する偽の個人ページは、現状でも相当数存在していると思いますか?
    • 存在していると思いますが、相当数かどうかはわかりません。どれくらいが相当数かもわかりません。
  • 4 買い物をする時の判断材料としてサーチエンジンを利用する場合、どのような検索結果が理想的だと思いますか?
    • 最初に公式サイト、次に消費者情報専門サイト、最後に個別の個人サイトが出てくる結果が理想的です。
  • 5 ユーザに発言を許可するサービス(掲示板・日記・ウェブログ)のプロバイダーは、外部からのクレームに対してユーザの発言内容をある程度保護すべきだと思いますか?
    • 契約当初の条件設定次第だと思います。どれほどの設定を行うかは企業戦略だと思います。
  • 6 ユーザに発言を許可するサービスにおいて、規約の境界線ぎりぎりの発言をするのは慎むべき行為だと思いますか?
    • いいえ。どこまでがぎりぎりかは試してみないとわからないところも多いでしょう。
  • 7 自分の発言に対するクレームがサービスプロバイダの方に行ってしまった場合、クレームを自分の方に送るよう積極的に働きかけるべきだと思いますか?
    • 当初の契約関係によりますが、基本的には自分で対処するべきだと思います。
  • 8 企業にとって不利で誤った情報が多数の掲示板・日記・ウェブログ上に広まってしまい、それらが検索エンジンの上位にランクインしてしまいました。どのような対策が行われるべきでしょうか?
    • 誠実な対応で対処し、判断が訂正されるのを待つ。工作員を放ちこまめに世論を誘導する。どちらもありかと。
  • 9 訴訟などしたくない人がウェブログをやる場合、取り上げることができる話題はおのずと決まってくると思いますか?
    • ある程度決まらざるをえないと思います。ただ、デジタルデータはコピーが簡単なこと、ページランクの低いサイトは見逃されやすいこと、検索よけの対策をほどこすことなどである程度の幅は持たせられると思います。
  • 10 ウェブログが社会的に意味のあるメディアになるためには、誰もが訴訟の覚悟くらいは持っておく必要があると思いますか?
    • 必要だと思います。ネットでなくリアルでも、必要だと思うのでとくにウェブログだからということはありません。というか、ウェブログでも普通と同じように気をつけようと思います。
  • 11 こせきは結婚できますか?
    • 現実と妥協できる人が結婚できる人だと思っています。

あまり面白い答えにならなかった。ふと思ったのだが、ウェブログ論争保険、みたいな商売も成立するかもしれない。サーバやプロバイダもオプションとして、保険に入っているなら危ない言動してもいいですよーとかいう風に条件を緩めてくるの。上に答えたことは理屈としてそう思っていることで、心情的には現状のかなりフリーの状態でいきなり人に責任を持たすのはきついと思う。たとえば小学生の私の犬日記みたいなのにこのペットフードはどうこうという記事があったとして、そこにねじ込む者がいるとすれば、小学生にウェブを気軽に与えるな、とか、メディアリテラシーの教育機会だというのが筋論なのだが、ウェブの可能性を著しく減ずるような表現者の制限はいやだし、リテラシーについては十分な判断能力のある大人にでも要求水準が高いのではないかと思うところがあるので、あまり現実的とは思えない。となると、論争保険があってトラブルを代理人が扱ってくれるなら、手軽で安心度が高いような気がする。ややこしいことを書く人は保険ランクがあがる、とか、読書日記しか書かないのにという人には適応範囲限定モデル、とか。うわー、かなりいけてないですか?ビジネスチャンス?