ブログ/掲示板/ダイアモノローグ

ブログということばもだいぶ浸透していると思ったがそうでもないらしい。某所で、「ブログってなに?オレの知らないことば使うなよ。ところであんたの日記、読者のコメントがつくシステムがうざい。あれはなしにできないのか?」と言ってる人を見て、のけぞってしまった。それがブログだよ! ことばを知らないし知る気もないので、この人にとってはこういう言い分に問題ないんだろうな。でも一つの単語を知らないだけで、ものすごく滑稽な文章になってしまっている、というのがなー。「某所」とかいって明らかにせず、こういう風に書くのは卑怯だとは思うが、ちょっとアレな感じなのであえて明らかにせずにうやむやにして進めることにするとして、ネットの知人って、ほら、生活コミュニティがかけ離れているために、彼我の知識差が埋めがたくあったりするし、また掲示板とかって、そういうギャップを無視して自分の言いたいことだけ言うのが可能な書き書き文化があるからさ、会話なのに会話じゃない叙述の応酬が生まれてしまいがちなんだけど、そういう本質を直観的に理解出来ず、二人の人間が互いに宛てた文章を書きあっているっていう形式にのみよりかかって、だからこれは会話だ!とかいう風にとらえちゃうと、なかなか空しいことになるのだなあと思うのでした。
http://d.hatena.ne.jp/matterhorn/20040312他で、matterhornさんがとりあげている、モノダイアローグ・ダイアモノローグっていうのが、参考になります。んじゃ、もう一回寝るから!
3/30追記 「知らない」んだと思ったけど、人によってはあえて知らないふりをしている、とかあえて空気を読まないとかの読解もあるようだ。うーん、そういうのってタチの悪さを倍増しているだけで、フォローにならないと思うんだけど。っていうか、理論的に正しかったり理屈がしっかりしていればタチが悪くてもいいのか。そういうコミュニケーションって虚しくないかなあ。