微妙な筆致

http://www.hirokiazuma.com/archives/000098.html
東先生ブロッグの新しい記事は実に微妙な筆致です。歴史的記録として保全するべきかも。
追記:個人的に一番萎えたのはここ。

6月号の椹木野衣八谷和彦対談にしろ、7月号の阿部和重法月綸太郎対談にしろ、
ともに商業誌にひけをとらない質の(そして、商業誌では絶対実現できない量の)
テクストになっていますし、

「ひけをとらない質」「商業誌ではできない量」。うーん、はったりならば質は凌駕しているというべきだ。「ひけをとらない質」という表現そのものが、商業誌に比べてままごとみたいにみえるかもしれませんけど〜、というエクスキューズのように読める。商業ベースにのらないことのメリットを「商業誌じゃこんな量できないもんね!」という一点に集約してるならちょっと寂しいビジョンだなあ。
ところで今まで考えたこと無かったけど、波状言論のインタビューとかのギャラはどこから出てるのかな?身銭?購読料?購読料はなんらかの期待に対して払われているのだから、こういう書き方だとちょっと失礼に見えますよ。っていうかこういうこと書くから、「は……ん、購読料ってつまりお布施なわけね」とか思われちゃうんだよ。もとちゃんに。ってもとちゃんは言わねーーーー。