手紙の書き方

水なすを食べています。いやあ水なすはおいしいですねえ。それはさておき西尾先生ではありませんが、作家さんとそれに類する方のファンや読者とのつきあい方は難しいものなんですねえ。坂口安吾も画帳を送ってきた地方のファンの厚かましさについて書いています。かといって作家さんすべてがファンや読者と一切つきあいを絶つかというとそうとも限りません。自分は昔、とある作家先生にファンレターを書いたことがありますが、ご丁寧なお返事を頂き恐縮しました。これは単なるファンの例ですが、憧憬からその後へつながるというのもよくある話で、夏目漱石と木曜会とかそのあたりの時代の話はそれこそあれなので抜きにするとしても、他にも大沢在昌生島治郎に手紙を書いてどうこうとか、CLAMP大川七瀬横溝正史にファンレターを書いたとか、そういう話は枚挙に暇がありません。
というわけで、作家と読者からの手紙については興趣あふるる思いがしますが、多様な層に愛されている作家さんなどでは、よほどいろんな手紙が来るのでしょうね、読者向けに「手紙の書き方」をレクチャーする作家さんというのもあります。松下容子がすぐ思いつきますが、他にもおぼろげながらたしかあの人も...と脳裏にはいろいろ思い浮かびます。とここまで全部前振りだったわけでして、本題は篠田真由美先生のオフィシャルサイトにおける「手紙の書き方」がアツイ、ということだけなんです。
建築探偵告知板:http://www.aa.alpha-net.ne.jp/furaisya/s.kokuchiban.html
アツイ、引用する隙もないくらい全文アツイ、ということが言いたかっただけなのでした。長々引っ張って失礼しました。