夜更かししていて朝になった

つけっぱなしのテレビで、手話通訳付きの番組が流れているので、福祉系かなーと思ってチャンネルを変えようとすると、メガネで坊主で痩せた男性が「男は女と違って〜」とか男女のことば(のつかいかたのちがい)についてしゃべっている。30秒ほど横目で眺めてアレ?と思って、テレビ番組表を確かめると、あらやっぱり桝野浩一氏であった。テレビ寺子屋って番組らしい。また日曜の早朝からわけのわからん番組やってるなととても感心する。個人的印象だが、新進歌人としてふつうにフィーチャーされていた時代より、離婚前後の愚痴愚痴言ってる桝野氏のほうが結構好きだ。こないだもなんかの雑誌で離婚対談していて離婚の際の悲しさを語っておられた。えー、さすがにもう結構時間たってるんちゃうんー、と思ったがやっぱり面白かった。あれだけ一つのことをぐじぐじ言い続けると、なんかもうそれは文学だなあ。
あ、終わった。番組パーソナリティーの人のシメのことばが、「今日は思いがけず素敵な短歌の授業になりました。ありがとうございました。」だった。ひでー。歌人よんどいて“思いがけず”ってアンタ。うーん早朝ブラックボックス。さて寝るか。