えっと

昨日はなんだかんだいいながらMOKラジオとやらをきいていました。3時終わりって言ったら3時に終わってよ!ねむかったよ!
教訓は以下。
ばるぼらさんは過去がどうこう言いながら自分のサイトはじゃんじゃん消すじゃないですか!という糾弾が複数来たのが面白かった。
・さわやかさんのキャラづくりは一般的にはわかりにくいとおもう
id:amiyoshidaさんは聖女
・津田さんの声は渋い
こんなところですかね。デリケートなとこにふれようふれようとする参加者がいいと思いました。とくにまつながさんとかかのせさんはすごいです!
忘れてた。ラジオで一番面白かった発言は、吉田アミさんの曲をかける時に「CDの34曲目」(数字はてきとう。でも30番台だったと思う)というフレーズに対して、誰かが「ナパームデスか!」ってつっこんだところ。死ぬほど笑った。寝ながらぼんやり聞いていたからか、身のないぐだぐだばかりが楽しくて真面目な話に傾きかけるとつまんないなーと思っていた自分は、リスナーとしては勝ち組(笑。
5/8追記:まじめなこともいおうとおもって…2005 
吉田アミさんが聖女だと思ったのは場の雰囲気が悪くなりそうなときにすかさず話を回収していたから。トークショーの感想ログで、吉田さんの話の回し方を褒める人が多かったのがわかるような気がした。根底に尊重の気持ちがある人なんだろうなあと思った。
タイミング的にトークショーの話を期待する人は多かっただろうし、それは決してバトルおもろとかそういう意味ではなくて、バトルの衣をまとって提示された内容が興味深かったからなんだけれども、でもそういう真面目な話については途端に記憶が薄れるのはなぜだろう。真面目な話をするフォーマットとして、ネットラジオっていうのが適していないと言うことなのかな。文章で読むと自分の頭で咀嚼できるけど耳で聞くとどうしてもながれちゃうからかもしれない。フィーリングとノリだけで流れていって、一旦外すと理解できないと言うか。そういう意味では、トークショーで有意義な議論にならなかったというのはさもありなんと思う。一部で、トークショーを批判してた連中がラジオでトークショー同様のぐだぐだを披露しやがってみたいな論調を見かけるけれど、そういいたくなる気持ちはわかるけれど、やはり金取ってるか否かというのと看板がなによっていう点で、ラジオの批判はその方向でされるべきではないのではと思う。後者については、ニューアルバムをリリースしたアーティストがランキング番組に出演してレコーディングの裏話を語るというのと同じくらいのフィーチャー具合のラジオだったと思う。前者について上手くコメントするのは難しいのだけれど、トークショーのレポートで一番びっくりしたのは金取ってやってるのに遅れて始まったということだったというのが影響している。80人×20分=約27時間だから時給800円だったら21600円の損失だよなーと思ったのに、あまりそれを怒ってる人がいなかったのも驚きだった。参加費はお茶代・会場代であって実質はオフ会という認識だったのかな、とも思った。けれど同時にユリイカらしいなあという思いも抱いた。参加費500円で遅れて始まってながながとつづくっていうてきぱきしてない感は、たとえば日経コンピュータのブログ特集号のイベントだったらありえないと思う。昔なつかしの文学っぽい感じだ。個人的にはそういう文学っぽさのだらしなさがすごく嫌いで、内容がぐだぐだなのなにもかも当然だ、やっぱりダメだ、と勝手に妄想して憤慨してしまうほどだ(笑。文学に甘えて文学っぽいだらしなさを発散しているヤツは世の中にほんとに多くて、いつもうんざりするんだよなー。
ちょっと本筋からそれるけど、たとえばブログとかで儲かる仕組みをつくろうというときに「金を取っていい水準の文章だ」という言い方があって、自分でもそういう言い方をすることがあるけれど、水準の話と金を取る/取らないは本当はあんまり関係ない。それはむしろ儲かるかどうかの問題だ。たとえ少額でも金を取ってしまうとなんらかのサービス提供義務が発生してしまうと考えて、あえて金を取らないという姿勢は有効だと思う。金を取っても営利にはつなげてないことを明確に示せればそうでもないのかもしれないけれど、金を取らないことが担保するなにかってのはやっぱりあると思う。で、そういう感覚というのはブログなどのテキストのサイトよりもネットラジオにより色濃く出ているような気がするというのも、今回のラジオを聞いての感想。最近、テキストを提供するサイトには隙あらば儲けてやろうというものが目立つが、ネットラジオのほうがもっともっと手作り志向に思える。ちょっと面白い。
音楽の話をもっとしたかったという吉田さんの話にはそうだそうだの思い。趣味の人の趣味蘊蓄を聞くのが大好きな自分には趣味蘊蓄を聞きながら趣味物件を堪能できるという意味でネットラジオは素晴らしい。自分は参加者の人たちの文章が好きで、特に彼らが音楽について語る文章が大好きなのにそれほど音楽好きではないために対象の音楽がどんなもんかよーわからん時が多いため、こういう場はなおさら貴重だなあと思った。もっとみんなが偏愛曲をかけて偏愛ぶりを明らかにするところが見たかったかもしれない。上に書いたエピソードのようなやりとりもだけど、一定以上の濃い人たちならではの雰囲気が出ていてすごくよかっただけに残念だ。あれですよ、あ〜るで新人さんに撮影の基本を鳥坂先輩が教える話あるじゃないですか、あれってあれだけでも面白いけど蘊蓄の意味が分かるともっと面白いでしょ、そういう感じです。
ところで今ちょっとさがしてみたけれど、かかった曲リストってないんですか?チャットを辿るしかないのかな。ネットラジオ不慣れなのでよくわからないけど、一般的に曲リストはつくらないものなのだろうか。せっかくの場なのに非常に勿体ない。あと当事者達もわかっていたようだけれど、やっぱり声の聞き分けが難しかった。その点で「実験ですけど」といって話を始める実験さんは親切だと思った。