なぜヒトは地雷を踏むのか。

今日、本屋に行きました。文庫新刊コーナーを流していたら創元文庫で「P.K.ディック新訳」というものが出ていました。なんだろうこの感じ。たしかにディックの作品はサンリオにのみ入っていたのが多くて、それが創元ででるというのは喜ばしいことだと思う。けどさー、名作だったらサンリオSF文庫がなくなったときにさっくり翻訳権移動してたんじゃないんだろうか。いやまあ門外漢だから商習慣のことはよく知りませんが、没後数閏年立って新訳が出るというこの構造がすごいよねぇ。
しかし世界はどんどん行きづらく気持ち悪くシフトしていて、ディックが幻視していた状態よりひどくなるのではないかという気がするよね。くだらない日々をいとおしもうよ、みんな。