衝撃ブログ

ライブドア堀江社長おめでとう、そして切込めない切込隊長」:http://blog.livedoor.jp/tomabechi1/archives/16341682.html
↑というタイトルの記事はとあるブログから拾ったものである。とあるブログ、と勿体をつけるのはそれが「ドクター苫米地ブログ」だから。いやーびっくりしたびっくりした。上記エントリは3/14のものなのでまたもやすっかり乗り遅れなのかもしれないが、こんなびっくりすることないのでクリップクリップ。もちろん苫米地英人(脳機能学者)さんのブログですよ。ほんで上記エントリの内容は、切込隊長ホリエモン≒オウム論に対する批判なのだからすごい。市井の苫米地英人好きとしてはブログ開設を知らなかった不明を恥じると共に、この驚きをここに記しておきたいとおもうのでありました。苫米地英人博士の、一読の価値ある公式サイトはこちら:http://www.tomabechi.com/ 冒頭に、速水由紀子さんと対談したという情報が載っているところもはてな的にグー。
追記:もしや若いはてなダイアラーにはドクター苫米地に対する衝撃の念はつたわらないのではないかと不安になる。念のため:google:苫米地英人 。というのも先日、大学3年生の人に「宮崎勤」が通じなかったという経験をしたせいなのだが。無常だ。

鋼の錬金術師 10

鋼の錬金術師 (10) (ガンガンコミックス)
びしりと話が進んだので感心した。これはあれだねえ、いい漫画だねえ。こりゃおもしろ漫画だ。今、小学生だったらなあと思うことしきり。中ダレしないのが素晴らしい。しかし空想や奇想のおはなしのなかに、この世界の社会やようすが反映されているように感じるのが面白いところだ。東洋と西洋のような図式がでてきたのにはふふふと思った。

週刊新潮 3/17

もう次の号が出ますが、先週号。巻頭特集のタイトルは「やっぱり墓穴を「ホリエモン」」。うーん。楽しそうだからいいか。1998年のうわさの真相4月特大号で中森明夫花田紀凱による雑誌をテーマとした対談がある。その中で花田が「週刊新潮は読者と共に年をとっていけばいい」という趣旨のことを言っていて、初読時、膝を打つ思いがしたものだ。いやまったく、週刊新潮は昭和のにおいを残したまま、オンナコドモに媚びずにがんばっていただきたい。
東京大空襲体験記」はすばらしい。証言の生々しさもさることながら、現代の視点からの弾劾や政治思想へのこじつけをせず、淡々と証言を並べる姿勢は見識が高い。失礼ながら、どちらかというといつも斜に構えた視点をとりがちな新潮で、こんなスッとした記事が来るとは思わなかった。貴重な読み物でした。
連載では山田美保子のコラムに頭を抱える。自分が出演している情報番組の、女性出演者たちで飲み会をしたというトピックについて書いているのだが、一流のイヤラシイ人間観察眼を随所に覗かせているくせに、〆は自分たちの仲良さについて語るのみ。ヨカッタデスネ。こんなもんに原稿料払うなよ。斎藤由香は味が出てきたが、依然としてなんでこの人がココで書いているのかなあという気がする。「父の娘」ぶりに期待しているので、個人的には彼女自身の話よりもお父さんのことを書いてほしいなあ。