松田正平さん

http://d.hatena.ne.jp/mohri/20040520#matsuda
亡くなっていたんですね。知らなかった。びっくりしましたが91才ということなので、残念だけれどしかたないのかなあと思いました。といっても画家として絵を存じ上げている訳ではなくて、白洲正子さんの随筆の中に出てくる洲之内徹さんのエピソードの中に出てくる松田正平さん、という印象です、自分にとっては。絵画を見るのは自分にとって縁遠いことだったのですが、気まぐれ美術館を読んでいるとなんとなく興味が出てきたり絵もいいなあと思ったり。それでもやっぱり自分は絵を見るより気まぐれ美術館を読む方が好きなんですが。松田正平さんの絵はたまたま手に取った芸術新潮に載っていたりしたこともあって、なんとなく“知ってる”という感覚だったので訃報にちょっとたちどまる感じです。でも白洲正子さんも洲之内徹さんももうないんですね、考えてみれば。自分が読んでいる現代的な本の著者や登場人物が亡くなっていく、というのも年取ったなと思う出来事のひとつです。
なんと、洲之内徹さんはキーワードになってますね。はてな深い。