CLAMP苦手ばなし

http://d.hatena.ne.jp/emifuwa/20040918#p1

特に北都ちゃん。なんでいつも無闇に偉そうなんだ何様だこのアマ?と思ってた。
昴流くんは嫌いじゃありませんでした。

emifuwaさんのCLAMP苦手ばなしに同時代を感じて同意しつつ微苦笑する気持ち。当時の知人に出たばかりの「20面相にお願い!」単行本を、こんなに爆笑できる漫画はない!毎回大ゴマで説教くらわす漫画!といって勧められたのを思い出しました。
尾崎豊は別にリアルタイムでも別に真正面から受け止められてたとは限らず半笑いもありで扱われていた、なんて話が“現代っ子に尾崎を聞かせたよ話”でありましたが、CLAMPも自分にとってはそういう感じ。笑いのネタとして読んでたというか、仰々しさを楽しんでいたというか、さぶいぼがサム気持ちいいというか。もちろん真面目に感動している人もいただろうけれど、これだからCLAMPは(失笑)...とかなんとかいいながら、絵がキレイとか設定が好み(伝奇ネタ好きとか中国好きとか)とかに萌え心をくすぐられつつ消費していた向きが多かったように思います。その辺の屈折受容はある意味でオタ属性ぽいかもしれません。いや関西人ぽいのか?
個人的には聖伝のラストがぐだぐだだったのにむかっ腹が立ち、Xがいつまでもあれなのに呆れてCLAMP全般読むのをやめましたが、20面相とCLAMP学園探偵団は今でもわりと好きです。本来、軽いショートストーリーの人なのではないでしょうか。伏線畳み下手なんじゃないかなあ。あ、ここ数年ヤンマガ読者なのですが、ちょびっつのラストに肩を踵まで落とすくらいがっくり来て、あいかわらず終盤ひでーと思いました。