ウラBUBKA 04 Dec

デスノ話で思い出した。今月も買いました・読みました。今月のテーマは「マンガ家のウラ」。引き合いに出すのもヘンな話だがQJデスノ特集が未知の読者のためだとすれば、この雑誌のデスノネタはジャンプ読者のためにある。へぇーへぇーと思うネタだった。特集全体について考えると、前号のガンダム特集より知ってるエピソードが多かったのでちょっと拍子抜け。でも最近こういう拍子抜け気分ってほんとにどっちが悪いのかわからないなと思うようになった。どう考えても書いてる人が同世代近くで、世代経験が一緒な雰囲気。昔は面白かったのに今はさ、という語りはだから通じないような気がする。「マンガ家師弟関係相関図」は労作。雑誌の記事って投下したエネルギー量がいかにも大きそうなのはやっぱり面白いと思う。十分条件ですけど。「あのマンガ家とこのマンガ家が家族!?」に香代乃センセイが出てなかったのをわらう。川島れいこ先生は出てるのにね。「MASTERキートン原作者の謎を追え」あれ?この記事では結末をぼかしてるけど確定じゃないのかな*1? っていうか勝鹿=ラデック=東周斎と等号で結ばれそうな長崎尚志PLUTOのプロデュースもしているのか。浦沢直樹と関係が深いのね。浦沢直樹ではパイナップルARMY至上主義者としてはちょっと相容れないけどな。連載では「ワンフーの図鑑」「素晴らしき妄想の世界」「なんでパンダン」「漫画でわかる○○の世界」が好きすぎる。特に「ワンフー」と「漫画で」。こういうの本当に好きな自分はいつまでたっても80年代だな。金魂巻とか見栄講座とか大好きだったし!幼児体験だし! 恐るべき三つ子の魂。ムック好きは別冊宝島の影響に違いない。