リック、いいよリック

というわけで今日はRIPSLYMEの新しいCDを買いに行ったわけだが、普段ほとんどCD屋にいくことはないので、めずらしげにうろうろしてきた。普段のCD買うペースは半年に一枚くらいかなあ。あまり音楽型人間ではない。そんな自分でも中高生の頃は神経の真ん中に音楽がささっていた。で、CD屋をうろうろして改めてしみじみ思ったけれど、自分の世代は今、ナツメロ購買世代だと思われているんだなあ。ちょっと前に流行った...ようなやつの廉価版、すげー多い。子供の頃、親世代に向けてフォークとかGSの廉価版オムニバス商売の広告が日曜版とかに載っているのをよく見たものだが、やー自分もそっちがわ入っちゃったかーと思うと感慨深い。子供がいるわけでなし、職業は微妙な感じだし、そもそも生活スタイルがここ10年くらい変わってなくて相変わらずダメ都会コドモをやっているのにもかかわらず、ナツメロ世代に入っちゃってると思うと気が重い。っつーか、RIPSLYME買いに来たんですけどねワタシ、すいませんいつまでたっても落ち着きなくて、などと仮想世間にうしろめたくなったりしてくる。
そーゆーナツメロのアイコンって世代によっても人によってもいろいろちがうと思う。自分が今日一番ぐっときたのはこのシリーズ。
BMGファンハウス The Artist Collection: http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=7501
なかでもリックだなー。リック、いいよリック、ねばごなぎぶゆーあっぷだよリック。明らかに一時代だけを風靡した人の再発とか廉価版リリースって、どー考えてもナツメロ購入を狙い撃ってると感じるが、リックがあの微妙に太く低い声でねばごないいながら踊る(といってもステップを踏むくらいだが)プロモがまざまざと脳裏に甦るよ。DVD、ちょっと欲しい気がするよリック。