よつばと！ ３

あれでしょ、あずまきよひこはほんとに学齢未満の子どもが身近にいるんでしょ、としか思えないこのリアリティある飛ばしっぷりは。本当に外国で拾ってきたんじゃないかと思ったりする。子どもならではのぶっとばしっぷりとそれをあっざやかにすくい上げる表現にもう大爆笑ですよ。今巻で一番笑ったのは、「りろんは知ってる」のとこかな。
それにしても隣の家の人はよつばに寛容で、自分は独身だからわからないのだけど、今、子どもを交えたこういうお隣同士関係ってどれくらいまだ通用しているのかな。自分が子どものころはたしかにこんな感じだったように思うけれど。なので自分にはこの漫画はふつうにほのぼのと読めるけれど、子どものいる人にとってはファンタジーっぽく見えるのかなと思ったり。日常だけど幻想。
あとこの先はよつばが学校に上がるまでの一年だけで終わってしまうのだろうか。