ウラBUBKA 2月号

格闘技興行とオタク・エンタメ プレイバック2004が柱。前者では闇の人間関係がらみの記事が面白かった。後者は同時代のオタネタを雑誌でただ読むほどつらいものはないなあという感じ。ネット上でアーカイブが発達しまくっている昨今、情報源としての雑誌記事はこういうジャンルではやっぱりつらい。むしろ文体とか書き味とか語り口が重要だとおもう。ライターのキャラ立ちでもいいけど。でも座談会形式は個人的に好きなのでよろしい。あと演劇のレビューがあったのには感心。なんか往年の噂の真相のメディアコーナーみたいですな。
連載。ウラBUBKAを買い始めて一番よかったのはせきしろさんを知ったことだなあ。おもしろすぎ。せきしろさんが頭抜けていると思うけれど、全体に連載陣は堅調ですばらしい。ところでBUBKAからアイカワタケシと掟ポルシェをなくしたならウラの方で載せてはくれまいか。
巻末のサブカルメディアレビューは、新しいのを3つ紹介したら自分の好きなのを1つ紹介していいってルールなんですかね。「懐かしのこの作品」っていうほどなつかしものではないのが気になる。CDTVっぽくやりたいのかと思ったけどそうでもないみたいだし。名前だけでも変えたらどうですか。