そういえば今度の月9のドラマが

当の動物行動学関係者の一部にキモイとか寒いとかヤバイとか初回にして言われていることについてはどうしたもんだろうか。自分は初回を途中まで見たが、ドラマとしては面白そうだと思いつつも、扱ってる話題にいたたまれなくなって見るのをやめてしまった。なんかこう、なんともいえない恥ずかしさがある。3回生ぐらいの時にならったばかりのことを吹いてた自分を強制的に見せられるような。「竹内結子」っていうキャスティングに久美子でなく?っていうつっこみは何ヶ月も前からなされているだろうが、それにしても竹内結子は院生に見えない。実年齢で言えばおかしくないはずなのになぜだ。芸能界の人は老けて見えるのか?
などと思いつつうろうろしてたら、はてな内にプロフェッショナル、しかもモデル?と一部で話題らしい先生によるポジティブなコメントがあるのを発見した。ちなみにモデル?っていうのは研究ジャンルの話であって、人間性のことではない。
Y日記:http://d.hatena.ne.jp/yahara/20050120/1106219846 
「ばかばかしさを笑い飛ばしている」には納得、そして同じく期待。でも、万が一ああいう口説き文句?みたいなのが冗談めかしてでも世に広まったら、かなりいたたまれなくなりそうだ。矢原先生のダイアリは他のエントリも面白くて、「不機嫌なジーン」話題を拾っててこれにつきあたったのはラッキー。しかし理系の研究者でデスノート好きな人は多いなあ。
そのほか個人的にツボだった業界の方のドラマ評をつまみ載せ。
http://d.hatena.ne.jp/m-urabe/20050118

昼にウチの学生が「竹内結子ごっこしようー!」と叫んでいた。
私の書棚から早速ドーキンスを借り出していった者もいるようで…

http://d.hatena.ne.jp/kensuke_nakata/20050117

みんな白衣を着ている(←付記:生態学っぽくない)
(…)
動物行動学者の9割はあんなきらびやかな衣装一生着ない。

動物のお医者さん」が流行った時には獣医学部志望が急増したそうだが、「不機嫌なジーン」みて動物行動学とか行動生態学志望が増えるかなあ。もしそれで増えたとしても、ああいう教授も学生もいないだろうしなあ。つーか本当の動物行動学関係者の前で、「浮気は遺伝子の仕業だからしかたない」みたいなこと言ったら、その後小一時間啓蒙されると思うので注意した方がいいよ。