週刊文春 3/17

神足裕司署名記事「男セレブ雑誌が「ちょいモテ」40代を煽る罪」がたいへんおもしろかったが、文春読者のオジサマ方はこれを真っ正面からうけるのではと心配になる。ばーろーてめー、40代のちょいモテってなんじゃーこらー、みたいなオダ上げに使われるのはもったいない。
巻頭特集「創価学会「ニッポン洗脳」の不気味」になんとなく割り切れないモノを感じる。創価学会折伏は、自分が受けたとか断ったけど押し掛けてくるという場合ならうっとうしいと思うけど、人の信仰にただケチつけるような記事はなんか変じゃないのか。あと芸能人が学会にはまるのは、1)学会が現世利益を恃む宗教だから、2)民音の動員が商売に有効だから、3)芸能界の人脈が発達しているためテレビ番組にキャスティングされやすくなるから、のどれなんだ。3)なら創価うっとーしーという気になるが、1)ならほっといたれよと思う。こういう煽り方は好きじゃない。
先崎学のコラムは秀逸。立ち読みを薦めます。亀和田武のテレビ評はものすごいズレっぷり。ギョーカイ人として、こんなねむたいコラムかいてて大丈夫なのか。逆の意味で一読を薦めたい。