地雷原を歩く気持ちで

例のブログ特集のユリイカを買おうと思ったのだが、なんか本屋店頭でふとむかついたのでやめた。世の中にブログ話題が多すぎる。しかし帰ってみて巡回範囲をうろうろするとそこらじゅうで話題になっているではないか。敬愛する書き手の面白いエントリを読むためには、やっぱよまんといかんのだろうか。というか、今後気が変わって買うかもしれないしぃーと思ってネタバレを避ける性質が発動してしまい、関連エントリは目を細めにして読み飛ばしている。そういう自分のいやしさが憎い気持ちもするのだが、あえて八つ当たりするならば、ブログ特集に書いているような人々はなぜ本が出る直前とか出た途端に裏話みたいなのを載せるですか!裏話ときくと読みたくなるのが人情じゃないか。あ、販促だからそれでいいのか。いやそれにしてもさー。なんつーかね、店頭でそういう本が出ているのを見てね、立ち読みして、ほーとおもって買って、読んで、ふとネットで書き手のサイトを見ると裏話が…、みたいな出会いが理想なんだよね。早すぎ。裏側見えるの早すぎだよ。これがネット時代のコミュニケーションなのかしら。やれやれ、と話は落ちないまま終わる。