『長編小説がヒント?』

まあもうそこら中で話題でしょうけれども、やっぱり滑稽なので書き留めておきます。
http://www.jiji.com/cgi-bin/content.cgi?content=050403052415X766&genre=soc

仙台のトラック暴走、長編小説がヒント?=舞台は渋谷、犯人は自殺

 「1台のダンプカーが突進してきて数名の男女を跳(は)ね飛ばす」−。芥川賞作家、阿部和重氏の長編小説「シンセミア」(伊藤整文学賞毎日出版文化賞)の中に、仙台で起きたトラック暴走事件をほうふつとさせる場面のあることが2日、分かった。

いろんなポイントがあると思いますけれども、自分が一番知りたいのは「分かった」の主語ですね。誰が分かったのか。犯人が供述したから分かったと読むのが素直なのでしょうが、この文章だけだと担当警察官がたまたま「シンセミア」読んでたら出てきてアッ!と思って分かったのかしらという気もします。悪文だと思いますです、ハイ。