降臨観光

浅田彰はてな各地のコメント欄に降臨しているときき、ニューアカミーハーなので観光に行ってきた。ガイドはこちら→http://d.hatena.ne.jp/rna/20050405#p1
東先生ネタなどもありなかなかサーヴィス満点なわけだが、2カ所のコメント欄で、自ブログあるいは自サイトを持たないことについて「怠惰なので」と言い切っているのが実にイカスとおもった。だいたいにおいて、浅田彰の「怠惰」は要注意だ。もう「怠惰」が出てきただけで、キタキターと思ってしまう。いやーやっぱりかっこいいなあ。浅田彰のこの感じが好きでたまらない。まあこの感じがイヤだという人もいるだろうとは思うが、自分にとってはこの感じだけで浅田彰の存在意義があるといっても過言ではない。
しかし本人にはてなアカウントの取得を薦める人が時折見かけられるが、あまり意味がないのではと思う。自サイトを持てという薦めもしかり。そんなこといったって永遠に「怠惰なもので」とかわされて終わるだろう。利便性とか同一性とかそういう問題ではないのではないか、想像だけれど。薦める人たちは思うに、コメント欄にメアドのっけることでメールが殺到することなどを心配しているのだろうが、それに対応することのめんどくささと自サイトを持ち認証させることのめんどくささのどちらがめんどくさいかはまさに「怠惰」観によるものなので、まわりが言っても仕方がない。というか自分が浅田彰を好きなのは、メールが殺到したりストーカーっぽいメールが来たりしても仕方がない、あるいはそれはそれという姿勢がはっきりしているところなので、「怠惰」のひとことであっさりかわす彼のコメントを見てるとおもしろくてしゃーないのだが、一方で、彼の想像を超えるくらい本人確認メールの奔流がやってきて、認識が変わったり「怠惰」観が変わるならそれはそれでおもしろいと思う。したがって関係各位にはサイト開設を薦めるのではなく、本人確認メールを励行していただきたいものだ。
そういえば4月、新入生歓迎の季節。自分が入学した頃は浅田彰の講演会がお勉強系サークルによってよく行われていたものだが、最近はどうなのだろうか。動いてしゃべる浅田彰を間近で見た時は感激したものです。