ウラブブカ6月号

最終号。こんなにも目前を駆け抜けていった雑誌は久しぶりだなあ。5月号を家の中で紛失してしまったので、さがさないと。これくらいの短期間なら全号とっとけるな。しかしリニューアルじゃなくて廃刊っていうのは不思議だ。それなら前回のリニューアル時に廃刊になってもよさそうなものなのに。
冒頭の関係者座談会は面白かった。こういう内輪受け感は個人的には大好き。「オタク雑誌を目指したけどオタクにつっこみがあまいといわれた」という語りには納得。っていうかオタク雑誌ではなかったよね。特集ネタがオタク物件だっただけで、ベースは非オタク(むしろサブカル)だったと思う。クリエイターインタビューとか、マイナー映画を取り上げるとことか、出版業界就職案内とか、おしゃれではないサブカルの匂いがしてたなと。こじゃれてないQJといいますか。ここでいうサブカルとかオタクとかが何をさすかは説明しませんけど!
連載に読むべきものは多かったし、特集の記事も好きなものが多かったので廃刊は残念。でも割と気に入っていた雑誌が不振のため廃刊っていうのは、自分の趣味の方向が世間受けしないということなんかなーと思って不快である。この一冊って雑誌があれば、無駄遣いせずにすむのだがなあ。