ブクマのお手前

ほぼ半年ばかり放置していたのは、ライフスタイルの変化のためにうまいことはてダを書く暇を見つけられなかったからなんだけど、その間は自分のダだけではなくお気に入りの皆さんのダも読んでなかったので、はてな村界隈のねたにうとくなっている。
なので年末年始の休みを利用して、オーマイニュース騒動を読んできて面白かったよ、というのはさておいて、なんかあれですね、ブクマのお手前が盛んなんですね、と改めて感じたり。
たぶん、自分が更新滞らせがちになる前からその気はあったと思うんだけど、みなさんめっきりコメントよりブクマコメントなんですね。
あるエントリに対して、客観的というか著者と交わらないコメントをつけるにはブクマなんだろうけど、著者につっこみいれたかったり真意を問うたりしたいときにはブクマは向いてないと思うんだけど、どうなんかな。そりゃ頼まれもしないのにはてダ書いてるような自意識過剰人間ですから、ブクマコメントついたら見るし、むしろコメント切望してるけど、でも、ブクマコメントに本編でお返事するのはなんか違うような気がする。
本編記事は茶器みたいなもので、ブクマコメントは茶会の客が茶器をめでてなんやかんやいってる状態と解しておるのだが読者はどうか。目利きのコメントに雑魚がのっかりたがるとか。ダイアラーとしてもブクマカーとしても一流の○○さんとかは、魯山人みたいとかね*1。作陶家としては茶器が鑑賞されてやいやい言われるのはポジティブでもネガティブでもうれしいものなのだが(愛の反対は無関心だから)、問題は見当はずれのコメントなんだよなあ。あー誤読してるなあと思ったコメントにはやっぱりちょっと付け加えたくなるんだけど、作陶家と鑑賞者ではアリーナが違うからほっとくしかないのでは、というのが現時点での自分の理解かなあ。複数コメントついてその大半が自分の意図と外れていれば自分の作陶がわるい。そうじゃなくて、少数のとっぱずれさんがいた場合には、公開茶会だからその人のお手前もみんながみてるわけで、その人が茶会の見物客から野暮扱いされるのではないかと思ってます。
ブクマカーというのは度胸のいる趣味人ですよね。よっ、傾奇者!

*1:○○には好きなidを入れてみよう!って、kanoseさんを思い浮かべる人が多そうだが。