グレッグ・イーガン ものすごく巨大で緻密なセカイ系物語だと思った。通常のセカイ系物語で主人公の身の回りと世界が直結したら、落ち着け、とか、自意識過剰、とか感じるところだけれど、こんだけの規模で展開されたらひょっとしたらひょっとするかも、と思…

夢路行 踊る三日月夜―夢路行全集 9 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)荻の原日記 上巻―夢路行全集 7 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)荻の原日記 下巻―夢路行全集 8 (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) 「荻の原日記」は初読だったがかなり好きだ。自分は…

先般“あ〜ると比べてどうよ”という話題にもなったが、「げんしけん」はここに来て、予想通り木尾の陰陰滅滅とした作劇法が発火してきた。もうだめかもしれない。幾度となく木尾的泥沼にはまるかと思わせながら回避する軽みを持ち続けてきたのに。一読してあ…