宗像教授伝奇考　第一集

白き翼・鉄の星
- 森雅裕を思いだした。お父さんは事故を隠蔽なのか？
潮ミツ珠
- 救いのない話。大津波については昨年、国立歴史民俗博物館でやっていた「災害の歴史」展に詳しかったなと。
宗像の海
- 途中、読んでて怖かった。宗像＝胸形かー。なるほど。
贄の木
- 上に同じく絵が怖い！結局、村の男たち数人が…というのはどうなったのだ？
巨人伝説
- 今回の一冊の中では一番好きだ。しかしよく働いていいやつじゃないか。

　解説が素晴らしい。伝奇漫画を描くに当たって星野と諸星大二郎の影響を受けてない者などない！というのは読者としてはそうだろうなと思うけれど描く側がそう断言するのは潔いと思う。
　巨人伝説では明らかに常識世界では起こらないことが描かれている。その他の話は、不思議だけれどありそうという線で収まっているのに対して、ありえそうもない超常現象をはっきり描いているところは賛否が分かれるところだと思う。