幼年期の終わり

グレッグ・ベア「ブラッドミュージック」を読もうと思ったら帯に“80年代の幼年期の終わり”とあり、そういえば「幼年期の終わり」ってどんなんだっけ?と思ってプレイバック。読んだ書名を首級代わりに並べ立てたいがために濫読した時期のものはまったく残っていないのでこういうことになる。まあでも、残る時期と残らない時期があるんでしょう。
と卒然として読んだものの、至ってふつーの読後感。こりゃ残らんわ。どうもあんまりピンとこない。“詩情溢れる”というのが自分に向いてないのかもしれない。あえていえば巨大な目の描写がツボだった。