ひっくりかえる

スチャアニのあまりに渋すぎるチョイスにひっくりかえった。東京在住なのに、なにこれ、この好きな漫才師ラインナップ。関西ローカルでテレビ見てる人みたいじゃん*1!すげーよこの人! しかも音楽ネタで解説してるのがまたすげー。自分はあんまし音楽詳しくないので、この絶妙具合(きっと絶妙に違いないと思うよ)を味わえなくて悲しい。音楽好きで関西ローカルお笑い好きの人は見て!はやく!
http://ent2.excite.co.jp/music/interview/2005/dgsdp/my.html

*1:でもちょっとずれが。ブラマヨは結構売れてきてるよ。あと「×ムラムラ→○ムダムダ」

なんかでもこの方面に話をひっぱると

結局モヒだろうがなんだろうが才能のあるやつがモテるとか、金を稼いだやつがモテるとか、要するにfameを獲得したやつがモテるとか、身も蓋もない感じに落ちてしまうな。モヒを韜晦するつもりがなくて、でも一般女子へのモテを望むのならば、fameを獲得するとよいということになる。ほりえメソッド?そういう意味ではモヒちゃん砦初期メンバーの人たちモヒの本家というfameとか、モヒを顕在化させたという功績によってモテを獲得できるんじゃないかな。これはあれだ、滝本メソッド。もし砦をSNSみたいに紹介制にしてたら、「砦に入れてください!お礼に・・・フフッ」みたいな人がいたかもしれないねえ。
だってバンドブームのときはどんなクソバンドでもモテたらしいじゃん。テキストサイト隆盛期には、テキストサイト管理人ってだけでモテたりであったりした人もいるんでしょう?(語尾上げ)。じゃあさあ、ソーシャルブクマ数とかでモテが誘発される時代もくるよ、たぶん。今、はてな界隈での注目キーワードといえばなんと言ってもモヒちゃんなわけだし、マジでMMKになってもおかしくないと思う。
あと小学生女子の社会形成を考えると、モヒ男子ちゃんよりモヒ女子ちゃんの方が生きにくそうだと思った。モヒ女子を見かけたら手厚く保護しよう。

犀川先生はモヒちゃんなのにモテる

モヒゆえにモテ不自由と感じる人は、孤島の研究所で完全にロックされている部屋の中で起こった殺人事件の謎を解けば文句なくモテると思います。しかも天才で大金持ちの美人女子大生にモテという事例が観察されています(服装センスが超絶的におかしいのが玉に瑕ですが)。
そういう殺人事件に縁のない人は、しかたがないのでそういう殺人事件の出てくる小説を書きましょう。面白いのができればモテます。っていうか面白いのができたら私どもが大喜びしますのでどうかひとつよろしくお願いします。頼みました。
森先生のキャッチフレーズに「理系ミステリ」ってつくくらいだから、ニッチは十分ありますよ。「すべてがFになる」なんてあなた、モヒっぽいネタばっかりですから。

モヒちゃんモテ考

モヒちゃんタイプの人々の日常生活や思想については、森博嗣の描く「犀川助教授」が参考になるのではないか。同じく森博嗣「臨機応答・変問自在」も有用。
世の中にあれだけ「犀川先生ステキ・・・」「森先生!大好きです!」みたいな女子が存在するところを見ると、モヒちゃんタイプ人格はモテにとって障害ではないのではと思う。

手書きPOP随想

http://d.hatena.ne.jp/haikyo/20050706#p1
POPを書きたい店員と書きたくない店員がいて、あってほしい客とあってほしくない客がいるということなんだろうけど、需要と供給が一致していればいいのだろうが、ほしくない客と書きたい店員がバッティングすると自分のような「手書きPOP至上主義殲滅!」みたいな拒否反応につながるし、ほしい客と書きたくない店員のバッティングとしてはhaikyoさんみたいな反応になるんだろうし、なんかあんまり多くの人を幸せにしていないような気がしてきたな。みんなやめようぜ、手書きPOP。
あとhaikyoさんも引いているタワレコの店員さんネタ*1だけど、「手書きPOPノルマ地獄」みたいなことになってるのは単純にタワレコのシステムがまずいと思う。「手書きPOPが売り」に対して「POPを書くだけが仕事じゃないのに」というのはちょっとおかしい。店員さんの余裕でやってたことが好評につき仕事に格上げされたのなら、その分、「仕事」の配分を再調整するべき。社員の人は会社のためを思うなら、黙って家に帰ってからノルマこなすんじゃなくて、仕事割当について稟議をあげるべきだと思うけれど、きっとそんなことしてる間もないくらい忙しいんだろうなあ。でもそういうことやってると、結局、手書きPOPの魅力が薄れるので「売り」が損なわれるだけだと思うのだが。POP書き専属のバイトを雇えばいいと思います。
自分は性格的に、ノルマでなく心がこもっていて情熱に溢れるPOPを見ても、いや自分で選びますしほっといてくださいと思う方だが、その性格を割り引いても最近の手書きPOP同調圧力は目に余るので、店員さんが苦しい思いをしてまでそんなことする必要ないのになあと思う。いいかげんなPOP書き飛ばす店員に死ぬほど腹立ってたけど、ノルマで書いてるんだと思って広い目で見守るように…はなりませんけどね。もうだからほんとみんなやめちゃえ、手書きPOP。

モヒカン族随想

  • ネットで金儲けしたい人はモヒちゃんに困るだろうなあ。つまり、電脳空間が荒涼たる世紀末都市ではないという装飾を、どう提供するかが金儲けチャンスを増やす。
  • 電脳空間上のリソースを利用するだけなら別にモヒちゃんに会わないけど、電脳空間に一個の人格として没入しようとするとモヒちゃんに出会う。モヒちゃんはだから「住人」なんだな。
  • Tech総研のエンジニアがどうこういうシリーズ*1はモヒちゃんの対偶なのか。
  • でも電脳空間は単体で成立しているばっかりでもなくて、現実空間の距離と時間を縮めて効率を上げるための作業空間としても利用できる。たとえば顔つきあわせてやる会議をグループウェアとかメーリングリストに移行するとか。そういう作業空間としての電脳空間では、ある程度ムラ社会的つきあいを維持することが原理的に必要。そこで思わずモヒ化してしまってはいけない。上司のメールの不備をML上であげつらうことは、たとえそれが人格攻撃を意図していなくとも、その後のあれこれにとってまずい。
  • っつーか自分がメールを使い出した頃は、「件名に日本語使用はルール違反」「メールには必ず名乗りを入れる」「メールに頭語結語をつけるなんてナンセンス!」みたいなことを“教育”された気がするけど、最近、そういうのを“教育”する人って見ないな。どこいったんだ。モヒちゃんは生活レベルでは絶滅に瀕しているのだろうか。
  • 炊飯器でケーキをつくる主婦はモヒちゃんに怒られるだろうかと考えたが、思いもよらぬ角度からの技術有効利用というのはモヒちゃんもわりと好きそうな気がする。