奇術師

クリストファー・プリースト:the PRESTIGE:ハヤカワ文庫FT:〈プラチナファンタジイ〉 奇術師 (ハヤカワ文庫 FT)
イギリスで19世紀で奇術師な話。入れ子状になっていて目くるめく。なかなかおもしろい。描写が丁寧なのでイギリス小説好きにはたまらん。納得いかんところもあるけど、ファンタジーなので説明を求めてはいけない。でもラストまでいって読み返すと、ああそうか、と思うところがいろいろある。素材の処分、とか。ただ長くてうだうだしているので、うだうだした気分のときにぼんやり読むのがいいと思う。