2004-05-04から1日間の記事一覧

さすが田中

もうすでに各所で話題沸騰だが、田中啓文の6月新刊ハヤカワ文庫JAは買ってしまうと思う。どうしよう。いや結構田中好きだし。邪馬台洞とか喜んで読んでたし。それにしてもさすがだよ田中。 6月上旬 JA『蹴りたい田中』 田中啓文 茶川賞受賞後、虚空の彼方…

お笑いTYPHOON! JAPAN Vol.7

エンターブレイン: オンバトチャンピオン大会号。前に立ち読みしたときとほとんど感想はかわらないんだけど、たぶんこの雑誌の編集長という人はかなり年配で、そんでべつにもともとお笑い好きでもなんでもないんだろうな、ということがよくわかる。今回のチ…

奇術師

クリストファー・プリースト:the PRESTIGE:ハヤカワ文庫FT: イギリスで19世紀で奇術師な話。入れ子状になっていて目くるめく。なかなかおもしろい。描写が丁寧なのでイギリス小説好きにはたまらん。納得いかんところもあるけど、ファンタジーなので説明を…

ひとんち

連休なので今日からひとんちに滞在しているが、このひとんちというのは実のところ自分の血縁家族が住んでいたりするので、実家とかそういういいかたもできるところなんだろうと思うのだが、どういうわけだかこの家と住人の人たちにさっぱりアイデンティティ…

リヴァイアサン―終末を過ぎた獣

大塚英志:講談社ノベルス: メフィストで一話分くらい読んだ覚えのあるおはなし。ちょっと「スワン・ソング」に似てる。すぐ読めるけど。どうしてこの手の日本人作家によるファンタジーってすぐ読めるんだろうか。上遠野もすぐ終わる。コストパフォーマンス…