2004-05-01から1ヶ月間の記事一覧

毒入りチョコレート事件

THE POISONED CHOCOLATES CASE:アントニー・バークリー:創元推理文庫:ISBN:4488123015 古典の有名なやつ。東京創元社50周年フェアらしく平積みになっていたので購入。長編だけど6人が順番に推理を披露していくのでだらだらとよんでも大丈夫。だらっだらっ…

はてなが最近、夜になるとクソ重くて大変困る。というわけで個人的伝言。コメント欄に書けなかったので。 ええと、id:akaponさん、コメント欄に「ジョセフソンさんはなぜダメ?」とか書きましたが、本文中にきちんと書かれてあったのを見落としておりました…

そうだったのか!

http://d.hatena.ne.jp/akapon/20040513#p1 いや、中高生の頃自分も素子さんの何かのエッセイで、「味野さんと伊藤さんとだけとは結婚しない」みたいなことを読んで、味野はともかくなぜ伊藤?と疑問に思っていたのですよ。10年以上たって突如疑問が氷解する…

ファウスト3号

うへぇ愛好家として太田編集長さんのうへぇぶりを愛でるための媒体、“イラストーリーマガジン『ファウスト』”ですが、うへぇ太田さんが「3号出ないかも…」と誘い受けをかましていたのは記憶に新しいところです。んが。 ■5月12日水曜日 「ECCO」2脱稿!…

漫画原稿を守る会の語りまとめ

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すがやみつるblogで、すがやさんの見た守る会話が語られつつある。 http://www.m-sugaya.com/blog/ すがやさんの印象が著しくあがるばかりだった掲示板はもう止まっちゃったみたいですね。ネットリテラシーの重要さがよくわかる事例だった。読む力もだけどな…

プロペラを止めた、僕の声を聞くために。

千原浩史 千原靖史 渡辺鐘:YOSHIMOTO WORKS:ASIN:B00018H0XQ ASIN書いても書影がないなあ。千原兄弟+元ジャリ渡辺鐘のコントDVDです。特典映像はメイキング。あと副音声で三人のしゃべりがついている。 Jrはなんでにんげんの最後の最後のところでナイーブ…

お笑いについてまじめに考えてみるよ

おもしろいのになんで千原は今ひとつブレイクしないのかと。 千原兄弟の難点は、なんといっても天然ボケのお兄ちゃんがつっこみをしているところにある。Jrはお笑い芸人としては、切り取り系の芸人だ。この「切り取り系」という言葉は今突然思いついたのだが…

「漫画原稿を守る会」の閉会

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守る会サイト:http://members.jcom.home.ne.jp/mamorukai/ 渡辺やよいの原稿がまんだらけで本人に断り無く売られていたことから始まった、漫画原稿流出騒動は記憶に新しいが、なんとこの事件で立ち上がった「漫画原稿を守る会」が今日で閉会するらしい。 ht…

週刊文春 0513号

巻頭は「福田長官独占告白『本当は8年間払ってません』」。これが出たから辞任したのかしらん。個人情報個人情報って、公人にプライバシーはないっていうのが原則だと思うんだけど。こういう趣旨のことを「個人情報」と呼ぶんですな。よい勉強になります。…

文学賞メッタ斬り!

大森望・豊崎由美:PARCO出版: 註がいっぱいある本って買う気が昂進しますな。中見て体裁で買ったといっても過言ではない。いっときの別冊宝島ちっくといいますか。 文学賞の選評をにやにや読むというのは個人的な趣味だったので、脚光が当たってうれしいよ…

宇山さん

って、さんとかいってみたりする。面識もないのに、というよりもはやこの人はある種のおはなしのキャラクタではないかと思うくらいに、宇山日出臣という名前は講談社ノベルス界隈の新本格とか中心に読んでいると頻出で、名物編集者としては当代随一だろう。…

金曜日チェック

西村しのぶの漫画で、金曜日にはブティックを「こらしめに」行く、というエピソードがあるが、自分が本屋に行くときもそういう気分があるのは否めないなと。衣裳とは単価がずいぶん違いますが。今日は金曜日なのでセレクトブックストア(おしゃれ)に行った。…

志村貴子の閉塞と奇妙な明るさ

http://d.hatena.ne.jp/lepantoh/20040506#p1 から連想。 たしかに「放浪息子」にはちょっとこういういただけないところがあるのですね。「敷居の住人」「ラヴ・バズ」好きの志村ファンとしては、lepantohさんがこういう風に論じるのはよくわかる、と思いつ…

ゴスペル

ゴスペルの人は""Oh Happy Day"と"I will follow him"を歌わせられすぎ。

洋楽CD輸入権

かえりに本屋併設のCD屋を覗いたら、かなり店中に輸入権問題の貼り紙がしてあった。ネットではよく論じられているのをみるがリアルワールドで目にしたのは初めてなので、ちょっとおどろいた。大変失礼な話だが、なんとなくネットで盛り上がっている話題、有…

BUBKA 04Jun.

今回はいまいち。妄想記事、つまり脳内ネタが多い。連載とかワイド記事部分は面白いけれど、芯のネタが弱いと今ひとつですな。記事巻頭は「山田まりやの父親インタビュー」。面白かった。まりや談と全然食い違ってる。不思議系パパンだ。 ジャニネタ、ずーー…

ニュース10

NHKニュース10を見ていたら、ヒマネタ的にローダンシリーズが特集されていて驚いた。内容は、 ・今度日本語版で300巻が出る ・挿絵は当初から依光氏(78才) イメージに合う絵を描くよう心がけている ・原作国のドイツではテレビ化されるほど大人気ですでに…

虹果て村の秘密

有栖川 有栖 :講談社ミステリーランド: ミステリーランド、アリス版。ミステリーランドを読むのは殊能につづいて2冊目だが、企画の主旨のためかどちらもあとがきが素晴らしい。あのミステリ作家の子供の頃の思い出エッセイがついているよ、という感じに読…

さすが田中

もうすでに各所で話題沸騰だが、田中啓文の6月新刊ハヤカワ文庫JAは買ってしまうと思う。どうしよう。いや結構田中好きだし。邪馬台洞とか喜んで読んでたし。それにしてもさすがだよ田中。 6月上旬 JA『蹴りたい田中』 田中啓文 茶川賞受賞後、虚空の彼方…

お笑いTYPHOON! JAPAN Vol.7

エンターブレイン: オンバトチャンピオン大会号。前に立ち読みしたときとほとんど感想はかわらないんだけど、たぶんこの雑誌の編集長という人はかなり年配で、そんでべつにもともとお笑い好きでもなんでもないんだろうな、ということがよくわかる。今回のチ…

奇術師

クリストファー・プリースト:the PRESTIGE:ハヤカワ文庫FT: イギリスで19世紀で奇術師な話。入れ子状になっていて目くるめく。なかなかおもしろい。描写が丁寧なのでイギリス小説好きにはたまらん。納得いかんところもあるけど、ファンタジーなので説明を…

ひとんち

連休なので今日からひとんちに滞在しているが、このひとんちというのは実のところ自分の血縁家族が住んでいたりするので、実家とかそういういいかたもできるところなんだろうと思うのだが、どういうわけだかこの家と住人の人たちにさっぱりアイデンティティ…

リヴァイアサン―終末を過ぎた獣

大塚英志:講談社ノベルス: メフィストで一話分くらい読んだ覚えのあるおはなし。ちょっと「スワン・ソング」に似てる。すぐ読めるけど。どうしてこの手の日本人作家によるファンタジーってすぐ読めるんだろうか。上遠野もすぐ終わる。コストパフォーマンス…

そだよねー

順調にひとでなし更新祭り。つかネットにつないだのは仕事ファイルをおとすためのはずなんだが。閑話休題。 http://d.hatena.ne.jp/kodaru4/20040429#p1 めちゃめちゃわろた。ポモる前に十分モっとかないとなーやっぱし。

どう?

そういやネットを流していると、巡回先の日記系サイトには、「ゴールデンウィークってどこの国の話だよ。俺は休みじゃねええEEE!」という記述が多いように思った。1・人気日記サイトの人は雇われ人でない人が多い、2・人気日記サイトの人は実はサービス業…

借景

最近のライトノベルまわりはなにかと難しい。別にあえて“最近の”と冠をつけるほどのこともないのかもしれないが、引用とメタファーに満ち溢れた小説は、こちらのわかりたい心をくすぐってくるので非常に疲れる。もちろん、先行作品の引用を行っていても、そ…

ひとんち

休みなのでひとんちにいってうだうだする。とりあえず矢沢あいの「NANA」を全巻読む。こりゃ人気があるのわかるわ。矢沢あいは昔からうまい漫画家だけど、大河ドラマ的ドロドロじゃなくてさらりと重苦しいことを描くのがうまい。わりあい悲痛なところも多い…

人多し

さすがゴールドなウィーク。本屋が活性化なのはよろしいです。メロディ立ち読み。「花よりも花の如く」2巻が出るらしい。チェック。玄椿はなしで新撰組。しかsメロディのラインナップは心地よいな。願わくば遠藤淑子もぜひ。コーラス立ち読み。「君のいな…